ジャクソンの改良ヴェロシペード
これも「英国のメカニックそして科学と芸術のミラー」誌の合本版 1870年2月4日号
「THE ENGLISH MECHANIC AND MIRROR OF SCIENCE AND ART」
Feb 4, 1870.
497頁
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JACKSON'S IMPROVED VELOCIPEDE.
最近特許を取得した多くの発明で、ヴェロシペデスについては、ピムリコ(Pimlico)のキャロライン・ストリート(Caroline street) の W・ジャクソン(W. Jackson) によるものがある。
2つの前輪は後輪に比べて非常に小さく、その間にライダーが座っている。
このマシンで、一般道を安全に走れるだけのスピードが出たことは間違いない。
ライダーが足で振動レバーを操作し、後車軸のクランクに回転運動を伝えることが分かる。
前輪が取り付けられている前部キャリッジは、図に示されているように、フレームを通過するステムまたは「とまり木」をガイドするために任意の方向に回転させることができる。
このマシン1台で1日10時間走行しても、疲労はほとんどない。