老舗さんぽ-49
だいぶ古い話になるが、1994年に日本自転車史研究会の会員でもあった中野サイクルを尋ねる。
当時、所用で盛岡へ行く。団体行動から一人抜け出し、当研究会員の中野保男氏を尋ねる。タクシーに乗り、うろ覚えの住所と店の名を運転手に告げる。
どうやら分かったようで、岩手訛り?の返事が返ってきた。
タクシーに乗ってから45分程で、中野さんの店の前に到着。ブリヂストンの大きな看板が目に留まった。
どうやら分かったようで、岩手訛り?の返事が返ってきた。
タクシーに乗ってから45分程で、中野さんの店の前に到着。ブリヂストンの大きな看板が目に留まった。
丁度中野さんは自転車の修理中で、店先に立った私の顔をみて、軽く会釈した。
初対面なので、始めはただの客と思ったであろう。名刺を差し出し挨拶を交わす。それは同じ趣味人?のこと(御歳は私より先輩であるが)直ぐに話しは自転車談義に移り、図々しくも家に上がり込んでしまった。
家の中もすべて自転車づくめ、あらゆる置物はすべて自転車。小物を含めて1、000点近くは有ったろう。本も充実していて「自転車の一世紀」をはじめ、殆どの自転車関係書籍は揃っていた。
初対面なので、始めはただの客と思ったであろう。名刺を差し出し挨拶を交わす。それは同じ趣味人?のこと(御歳は私より先輩であるが)直ぐに話しは自転車談義に移り、図々しくも家に上がり込んでしまった。
家の中もすべて自転車づくめ、あらゆる置物はすべて自転車。小物を含めて1、000点近くは有ったろう。本も充実していて「自転車の一世紀」をはじめ、殆どの自転車関係書籍は揃っていた。
タクシーを待たしていたことも忘れ、自転車の話しは尽きない。そのうち堪り兼ねたタクシーの運転手が呼びにくる。心残りではあったが、またの再会を約し、中野サイクルを後にした。