2021年1月16日土曜日

自転車日記⑦

 1974年7月14日(日)曇り後雨

雨が降る前に自転車散歩。

今日のコース、自宅~梅田小学校~四つ角~川上書店~ダイクマ~市役所~円蔵~矢畑~萩園橋~自宅
午後からは自転車の整備と清掃。
明日は恒例の茅ケ崎、浜降祭である。

1974年7月17日(水)曇り時々雨
東京上野へ。台東区立西町小学校の横を通り、横尾双輪館に向かう。
「ニューサイクリング」誌の1月号とフランス製の小型ベルを購入。
本店の先にある作業所を覗く。組み立てられた自転車のホイールが所狭しと並んでいた。
新しく組み立てられたゴルナゴが置いてあった。天井にはホイール(チューブラー用)が吊り下げられていた。価格は21,000円とあった。クレメンなどのチューブラータイヤも同じく下がっていた。
横尾双輪館のあと、吉祥寺の東京サイクリングセンターへ行ったのであるが生憎定休日だった。窓ガラス越しに店の中を少し覗いてみる。

現在の横尾双輪館
グーグルマップより

さらにまた阿佐ヶ谷のフレンド商会に向かう。またどうでもよい西ドイツ製のベルを買う。
なぜベルを買うかと言えば、茅ヶ崎駅前で見た警察の看板に、ブレーキのきかない自転車、警音器の鳴らない自転車を運転すると罰せられると書いてあったからである。
ここでは、ミルレモのストラップを購入。タイヤホルダー代わりに、このストラップでサドルの後部に予備のチューブラータイヤを取り付けるため。これは先ほど横尾双輪館の店員から「一般的にはタイヤホルダーなどは使わず、皆さんストラップを利用している」と、聞いたからである。
自転車に乗ることはもちろん楽しいが、このようにいろいろな自転車店を訪ねて、自転車小物を買うのも楽しみの一つである。趣味の世界が更に広がると思うからである。これからも彼方此方の自転車店を訪ねてみたいと考えている。

1974年7月20日(土)雨
六本木の本庁へ。昭和49年度の実行(案)等説明のため。
帰路、地下鉄日比谷線で上野へ、銀座線に乗り換え、稲荷町駅下車。また横尾双輪館である。クレメンのチューブラータイヤを買うつもりであったが店に在庫がなかった。
店に陳列されていたゴルナゴ、レニアーノ、チネリの完成車にはクレメンストラーダ66がついていた。なにも買わずに横尾双輪館を後にする。

途中、川崎駅で下車し、オオノ商会へ。ここでミルレモのチューブラータイヤ、3,000円を購入。タイヤのトレッドも直線のみでなかなか良い。これだったらすんなりとリムにはまりそうである。前に買ったユッチンソンのスーパー・スプリントは硬くて、なかなかリムに収まらなかった。国産のソーヨー(SOYO)もしかり。

1974年7月21日(日)梅雨明けを思わせるような快晴

ラレー・カールトンで伊勢原の日向薬師までサイクリング。所要時間は茅ケ崎から往復、2時間10分であった。途中、3回水分補給。どういう訳か今日は喉がすぐにカラカラになってしまった。
午後から雲が多くなる。

ラレー・カールトン

これから揃えたい自転車専用工具、
①ヘッド・ハンガー廻し②ブレーキばさみ③タイヤレバー④ブレーキBOX⑤専用フリー抜き➅ワイヤー・カッター⑦スポーク切り⑧ハブ調子取⑨アーレンキー⑩ペダル玉押し回し⑪スプロケット外し⑫スプロケット・バイス⑬コッターレス抜き⑭チェーン切り⑮ハブ芯つかみ⑯玉押し調整スパナ⑰リム・センター・ゲージなど。できればVARかカンパあるいはゼウス、TAが欲しい。

その後に揃えたVAR工具の一部
リム振れ取台、VARリム・センター・ゲージなど