2021年2月8日月曜日

自転車日記⑩

 自転車日記⑩

1974年8月4日(日)晴れから曇り
午後から自転車散歩、
湘南遊歩道から江ノ島まで走る。滝口寺付近で引き返す。
自動販売機でジュースを購入、一時休憩する。
汗が流れ目に入る。でも汗をかき気分は爽快である。
自転車に乗り、汗をかくことは、一種の快感でストレスもこの汗と共に流れる感じがする。

1974年8月7日(水)晴れ
茶屋町郵便局から丸善に自転車雑誌代を振り込む、赤紙で手数料は不要であった。
午前中は茅ケ崎から大磯海水浴場まで走る。かなり飛ばす。
午後からは寒川、赤羽根、堤方面を走る。
だいぶ日焼けをしてしまった。
今日は茅ヶ崎海岸で花火大会が行われる。

1974年8月10日(土)曇り
海外ニュースより、オーストラリアのシドニーにて自動車の排気ガス公害反対運動で自転車によるでデモンストレーションが行われる。

自転車で湘南平へ。途中の急坂も自転車から下りずに登りきる。でも疲れた。
山頂のテレビ塔より大磯海岸、平塚市内、大山・伊勢原方面を一望する。

1974年8月11日(日)曇り
今日も自転車散歩。小出から辻堂(小和田方面)に抜ける。素晴らしいルートを見つける。競輪選手と思われる男性がこの道路で練習をしていた。自転車は勿論トラックレーサー。山の裏側の宅地造成地にもよいルートがあった。このルートも練習にはもってこいの道路である。それに引き換え、県道の寒川・藤沢線は自動車の交通量が多く、排気ガスも酷い。走りたくない道の一つである。これからも自転車が安全でのんびりと走れるルートを探したいものである。ただ行き当たりばったりではなく、事前に地図で調べる必要もある。また、それもサイクリングの楽しみの一つだ。

註、小出から辻堂(小和田方面)に抜ける道とは「赤羽根通り」である。当時はまだこの道が完成したばかりで、交通量は殆どなかった。よい練習コースであった。懐かしい思い出の道である。
(2021年2月8日、記)

1974年8月16日(金)曇り時々雨
東京銀座のイエナ書店に電話を入れる。
自転車関係の雑誌について照会、
「ロードとトラック」(オーストラリア)は扱っていない。
「サイクル」及び「バイシクリング」(米)は扱っているとのことであった。
「バイシクリング」は年間3,880円。これを注文する。代金は現金書留で送金。

フランスの「ルシクル」、「ミロワール」、イギリスの「スポーティングサイクリスト」も今後購入予定。

「ミロワール・ド・シクリズム」はイエナ書店に行けば置いてあるのではないかと思う。
こんど自転車の練習ができない雨の日にでも、丸善とイエナ書店を訪ねてみたい。

●Campeonato del Mundo de Ciclismo 1973.
昨年、スペインのバルセロナで行われた自転車世界選手権を雑誌等で眺める。
ここで使用されてた自転車のパーツは、
クランクは170mm以上、フリーは6段が多い、クロスレシオ(13~21)、フロントは54、53と42、タイヤはクレメン・クリテリウム セタ エキストラ(200~240グラム)あとは総てカンパニョロのようである。