2024年7月4日木曜日

銀輪部隊関連 - 3

 銀輪部隊関連 - 3

「写真週報」第207号 昭和17年2月11日発行

バタアン半島 ますます圧迫

撮影 日本映畫社

フィリピンの首都マニラにヴァルガス氏を行政長官とした新生比島の中央行政機關を樹立した皇軍は、一方バタアン半島(Bataan Peninsula)及びコレヒドール島要塞に餘喘を保つてゐる敵に向つて斷乎たる攻撃を續けてゐる

去る一月二十六日バタアン半島東海岸の要衝バランガを占據したわが軍は、引續きナチブ山麓の敵抵抗陣地に強引な進撃を續け、敗走する敵を半島の南部に壓迫し、刻々包圍鐵環をせばめてゐるが、執拗な敵の抵抗ぶりも日に日に弱化し、追ひつめられた敵が窮鼠かへって猫を噛むだけの氣力はもはやとてもない。わがバタアン半島の 完全制壓は近い


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自転車を担ぎ、全身泥にまみれつつ渡河する
わが銀輪部隊
国会図書館所蔵資料
以下同じ

表紙

奥付