フランク・レンツ関連
レンツ関連の記事などを調べていたら、下の写真が出てきた。
この写真のキャプションには次のようにある。
1892 年秋、神戸の宣教師は、レンツが通りかかることを知っいて、ランチに立ち寄ってもらうための目印に旗を道端に掲げた。
註、長い竹をアーチ形にして両国の国旗が掲げられ、確かに歓迎のムードが漂っているが、レンツと道端で何か話しているのは外国人の宣教師ではなく、どこぞやの旦那風の男性である。その他はどう見ても野次馬。
左端にいるワンちゃんにも注目。
神戸では、オリエンタルホテルに泊まり、イギリス人実業家ロバート・ヒューズ邸での歓迎会に出席している。レンツがサンフランシスコを船出して横浜港に着いたのは1892年11月14日である。
このサイトの説明書きにはやや疑問が残る。
A missionary in Kobe, Japan, knowing that Lenz would be passing by, hung these flags on bamboo poles roadside to get the wheelman to stop for lunch, fall 1892.
(Adventure Cycling Associationより)
・・・神戸とその賑やかな港町に到着した。
世界中から船が集まる横浜と同様に見下ろす丘には外国人の美しい家が立ち並んでいた。
オリエンタルホテルにチェックインした時は、日本滞在を終えて再び故郷に戻ったような気分になった。オセアニック号で知り合った二人の欧米人にも会うことが出来た。また、中年のイギリス人実業家ロバート・ヒューズにも会い、8マイル西にある彼の邸宅に招待された。
ヒューズ氏と日本の大勢のスタッフが彼の邸宅で温かい歓迎をしてくれた。
「The Lost Cyclist」 より