下の写真は以前、名古屋の八神氏から頂いたものである。
確かこのオリジナルは、自転車博物館「サイクル・ギャラリー・ヤガミ」の展示資料の一つであったと記憶している。サイズは新聞紙1枚(見開き)ぐらいだったと思う。
このフレームの自転車は昭和22年製造の岡本ノーリツ号であり、敗戦後に航空機の部品であったジュラルミンを利用して製作された自転車である。三菱十字号とともに文化的価値ある自転車であった。
私は以前この自転車に乗った経験があるが、フロントフォークの強度不足を感じた。実際に発売当時以降、劣化や腐食等による折損事故が多く発生したと聞いている。
軽合金車体構造図
岡本ノーリツ号
欄外右下に印鑑と八神氏
のメモ書きで昭和22年とある