小宮山と多田②
また小宮山と多田である。
当時の自転車雑誌にこの小宮山と多田自転車店の広告がないか調べたところ直ぐに出てきた。小宮山自転車店の方が掲載回数が多く、度々登場する。
掲載雑誌は『輪業世界』第35号、大正10年1月号など。その他の雑誌でも調べれば出てくるはずである。
●小宮山長造商店 東京市日本橋区新材木町八取扱い自転車、デムラー号、エムエスエー号、トライアンプ号、プリミヤ号、ラレー号
この広告では小宮山長蔵ではなく小宮山長造となっている。この長造が正しいようだ。
●合名会社、多田健蔵商店 東京市日本橋区小網町二丁目二番地