マルキン自転車
先般、ホダカ㈱はマルキン自転車の90周年を記念して 「ニューマルキン号」を100台限定で発売した。先日、資料の中にマルキン自転車のものがないか調べたところ、下の三つ折りパンフレットが出てきた。発行年は何處にも書いていないので分からないが、おそらく住所の東京市や字体、それに写真などから判断して昭和10年頃の発行ではと思っている。
このパンフレットで一番興味を引いたのは一番下の写真の建物と住所である。
営業所、東京市豊島区池袋三の一六四〇
出張所、神奈川県国府津町押切三〇
特にこの国府津町押切に注目した。私が自転車で行ける行動範囲に入っているからである。このブログでも紹介した山田自転車店(既に廃業)にも近い。
それから写真の建物であるが、これが池袋店なのか押切店なのかも分からないが、建物の規模から見て出張所のような雰囲気でもある。いかがであろうか?
今度、この辺のところも調べてみたいと考えている。
マルキン自転車の略歴
1932年(昭和7年)、に創業。
1972年(昭和47年)4月1日 、池袋にあった本社工場が全焼。被害総額は約1億円といわれている。
1973年(昭和48年)、 栃木県に矢板工場を建設し稼動再開。
1932年(昭和7年)、に創業。
1972年(昭和47年)4月1日 、池袋にあった本社工場が全焼。被害総額は約1億円といわれている。
1973年(昭和48年)、 栃木県に矢板工場を建設し稼動再開。
1977年(昭和52年)7月31日、倒産。その後、 ホダカ㈱がマルキンのブランド商標権を取得し、現在に至る。