昨日の「老舗さんぽ」は、また山北の井山サイクル。
この店の最盛期(昭和30年~50年代)には、山北で3軒の店を構えていたと聞いている。
この日は谷ケにあった(有)マルシン自動車の場所を見に行った。この情報元は、知人の山崎さんで、12月14日のFacebookの私の投稿に際して、「井山サイクルの二代目店主の信次さんは谷峨で・・・」とコメントをいただいた。
現在は井山さんではなく。別の人が経営しているが、店の名称はそのまま引き継がれている。この谷ケ店は、山崎さんの話によると「マルシン自動車は、井山信次さんが自転車店とは別につくった自動車販売修理会社だと思います。谷峨では自転車はやってなかったと思います。」とのこと。
名称のマルシンは信次さんの「信」の字から由来しているようである。昭和54年発行の明細地図をみると、山北店の方もマルシン自動車整備工場になっている、この頃は自転車よリも自動車の販売に力をいれていたことが分かる。谷ケの(有)マルシン自動車の場所は県道76号線沿いの清水橋寄りである。
場所を確認後、清水橋のガソリンスタンドに寄り、休憩。そこでまた新しい情報を得た。ガソリンスタンドの隣の井上さんも一時、自転車店をやっていたとのこと。山崎さんの話では「昭和30年代初めごろから十数年間でしょうか。ご本人は昼間会社勤めをしていて、奥さんが店番という副業でした」という。
その後、谷ケの吊橋を経由して、帰路につく。
井山サイクル
(有)マルシン自動車
清水橋のガソリンスタンド
谷ケの吊橋