自転車関係資料㊾
前回からの続き、
下の資料は1933年(昭和8年)3月1日発行の「アサヒグラフ」第20巻第9号、自転車特集「浪速津の交通文化 走る下駄」より。
この写真のキャプションに、
子供を人れる
自轉車の後へ荷台をつける事を発明した人は、そこに竹籠がのり、子供を輸送する為めにも使用されると云ふ、日本人の小器用さにあきれた事と思ふデス
とある。
確かにこのアイデアは日本的なのかも知れない。子供がすっぽり収まっているところを見ると、なるほどと思えてくる。
やはり後ろ泥除けには大きな鑑札が目立っている。番号は読めるが上のマークまでは分からない。