先にお願いしていた古い写真帳の閲覧の件である。
驚いたことに大正期から昭和期にかけての写真アルバムが5冊ほど用意されていた。
1時間ほどその写真帳を見たが、途中で飛ばしてしまった。丹念に見ていたら半日は費やしてしまうほどのボリュームであった。1冊の写真帳などは写真と同時に日記の書き込みがあり、歴史的資料としても十分価値のあるものであった。
明治後期か大正初期と思われる写真も数枚あり、既に100年以上を経過している貴重な写真もあった。
いづれにしても今日だけではとてもこまめに見られないので次回の予約もお願いした。
以下の写真は、明治後期か大正初期と思われる。
清水港 坪井写真館で撮影
この写真の人は初代、野地サイクル商会の店主、野地孝助さんであるが、おそらくこの時の年齢は十代後半ごろではないかと推察される。胸のマークのFRIE(フリーエ)とは、クラブチームの名前であろうか、それとも、自転車のブランド名であろうか。
明治・大正期のブランド名を調べたが、今のところ見当たらない。
なぜ清水港の坪井写真館で撮影したのかもよく分からない。
当時、自転車等は清水港で陸揚げされたとも聞いているが、その関係だろうか。